令和元年10月31日(木)森法務大臣初登庁後記者会見の概要
死刑制度に関する質疑について
【記者】
死刑制度に対する大臣のお考えを教えてください。
【大臣】
死刑制度につきましては,申し上げるまでもなく死刑は人の生命を絶つ極めて重大な刑罰でありますことから,その執行に際しては慎重な態度で臨む必要があるものと考えております。
またその上で,死刑制度についてお尋ねでしたけれども,死刑制度の存廃につきましては,我が国の刑事司法制度の根幹に関わる重要な問題でございまして,国民世論に十分に配慮しつつ,社会における正義の実現等の種々の観点から慎重に検討すべき問題であると考えております。